iPhone を捨てた

ずーっとやってみたかった「携帯電話を持たない」ということ。周囲の人間には迷惑がかかるし、困るであろうシーンしか想像できなかったので、なかなか踏み切れなかったけど、チャレンジしてみた。

きっかけ

昼寝してるときにデジタルデバイスを毛嫌いするぼくのおばあちゃんが夢に出てきて iPhone を指さしながら「そいつを捨てないならわたしは死ぬよ」と言い出した。ぼくは焦って遠くに放り投げる、そんな夢を見た。(マジ)

夢からさめた直後は「変な夢だったなあ」って思ったくらいだったんだけど、それからしばらく iPhone の存在意義を真剣に考え始めた。世界中の人間のライフスタイルを一変させたこのデバイスは、ぼくにとって本当に有用なのか。ぼく Twitter しか見てないやん。
そう思ったら途端に iPhone がガラクタのように感じて、その足ですぐに Softbank ショップへ向かった。

メリット

持たなくなって2,3週間ほど経つが、非常に快適だ。

Twitter のタイムラインを四六時中眺めたり、どこかへ出かける度に Swarm でいちいちチェックインしたり、Instagram でご飯の写真をあげる代わりに、Kindle で本を読み、出かけた先で写真を撮った。

特に意味の無いメールや LINE や Twitter やニュースアプリの通知が一々バイブを鳴らしてぼくの日常を中断することがなくなった。高額な携帯代金もかからなくなった。

基本的に家か会社にいるので、Wi-Fi の環境があることも大きい。解約した iPhone は音楽を聴くために持ち歩いているので、必要なときは Wi-Fi のあるスポットへ避難すれば事足りる。東京万歳。

デメリット

その一方、やはり想定していたようにデメリットもたくさんあった。

ぼくが出先だと連絡が取れないので、友達は面倒っぽい。「頼むから持ってくれ」と8億回くらい言われた。それから、待ち合わせ場所がふわふわした指定だったときに困るので、事前に細かく場所を指定して「携帯持ってないからね!よろしくね!」って念を押さないといけないのは面倒だった。(ぼくが iPhone を解約していることを友達は知る由もなかったので)

あとはマップアプリだったり、乗り換え案内が使えなくなったので、事前にみっちりと調べておいたり、めっちゃ早く行動しなければならなくなった。いや、これは iPhone 持ってようが持っていまいが社会人として当たり前のことではあるんだけど、iPhone 持ってると「ま、連絡すればいっか」みたいになってたので、それが改善されたのは良かったのかもしれない。

まとめ

精神衛生上とてもよい。 いずれまた買わないといけなくなるだろうけど(というか多分9月に新しい iPhone が出たら買う)。今のところは快適に過ごせている。

今回一時的に iPhone を解約して、今の世の中がいかにスマートフォンに最適化されているのかを思い知った。スマートフォンが(スティーブ・ジョブズが)もたらしたテクノロジーの恩恵を、具体的なシーンで感じることができた。(マップとか乗り換え案内とか) その一方で、無意識に感じていた通知の嵐に縛られることの窮屈さも理解できた。

一回捨ててみるのまじでオススメです。